優しさ・強さ・リーダーシップ

選挙期間中の安倍元首相の銃撃事件の衝撃はあまりにも大きく、深い悲しみや喪失感が全国に広がりました。
 あれから3ヵ月近く経ちますが、あの時、旧統一教会に関係する問題、国葬の是非が問われ、政権支持率の低下に繋がるなど全く想像できなかったのではないでしょうか。

 故人や他政治家と旧統一教会の関係、犯人、教会への恨み、警備の見直し、外国要人の警護が絡み合うような国葬が、反対運動の起きる中、まずは無事に執り行われました。国葬についての意見は人それぞれでいいと思います。国葬の定義などは国会で論戦し整理していく必要もあると思いますが、これを契機に政治に対する国民の意識が高まっていけばと感じます。

 そして、多くの人が話す通り、その国葬での菅義偉前総理の友人代表スピーチが心に沁みました。というか、そのエピソードを織り交ぜた心のこもったスピーチを聞いて初めて「そうこれは故人を偲ぶ葬儀なんだよな」と思わされたほどです。
 改めて、安倍元総理の国内外問わずその言動は、良い意味でも悪い意味でも目立ち、賛否も巻き起こりましたが、突出したリーダーであったことは間違いないのではないと思い起こしました。
菅さんのこのスピーチを、仕事中の私はじっと聞き入ってしまいました。菅さんと安倍さんの前々からの様々なやりとり、総裁再登板のために3時間以上口説いたこと、官房長官時代の、真のリーダーと称える安倍総理を支える姿勢は、まさに菅さんの人となりを表していて大きな優しさを感じるとともに、菅さん自身の強さを感じました。
 自らは1年で自ら潔く首相の座を下りましたが、コロナ対応に専念すると言い力を注がれましたが、それ以外にも提言したこと、実行に移したこと、達成されたことを見れば、菅さんも優しさとともに強さをもったリーダーだったと思います!

 
 また話は変わりますが、先日間違いなくプロレス界のリーダーと称されるアントニオ猪木氏がお亡くなりになりました。
改めて、ご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。
 プロレスのことは全く詳しくありませんが、訃報からの報道を見ると、すごい人だったんだなあと感じます。
プロレスラーは強いですよね。いや体だけでなく心が。たった一人でリング上で戦うのだから強くなければ務まらないです。そして、猪木氏は一人のプロレスラーというだけではなく、新日本プロレスの旗揚げをしたり、格闘技の新しい姿を生み出したり、政治家としてもイラク在留邦人の人質解放のために行動し、また周囲の反対にもかかわらず北朝鮮にも直接行き関係を築くことにも尽力されました。
 これも賛否はありますが、信念をもって行動に移されてきたことは間違いありません。勇気と強さ、優しさは私たちの心にいつまでも刻まれるリーダーだと思います。

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