新型コロナ → 想像の翼を広げて(2)

新型コロナ → 想像の翼を広げて(2)

新型コロナウイルスによって、社会が大きく揺さぶられる中、学校での感染を起こさないため、3月2日に全国の小・中、高校に休校要請が出されたのは記憶に新しいところです。
その後、宮城県ではようやく6月1日から学校が再開となり、我が家の子ども達も予防しながら通い始めて、まもなく1ヶ月といったところで、部活動なども始まり元の日常も徐々に戻ってきました。
また、学校側も感染症予防をするため、先生方は消毒作業もされていて本当に頭が下がる思いです。ありがとうございます。あまりにも大変なので、父兄による消毒作業の手伝いに当社スタッフも週1回程行っています。

新型コロナ → 想像の翼を広げて(2)

平常に戻ってきたので最近はあまり聞かなくなりましたが、一時、学校の新年度を9月からにするという案が各都道府県知事らにより提案され、議論となりました。
世の中が常に動いている中、もちろん様々な影響があるわけですが、「こんな混乱している時でなければ変わらない」、というのも、確かになあとうなづいた記憶があります(笑)。

議論の流れは、それよりも早くオンラインの環境を整えるべきだ、という意見があって、結局、学校再開となった今は落ち着いた状態でしょうか。
感染症が原因の休校に限らず、授業などはオンラインで対応できるように準備しておく、という方向には進んでいくのでしょう。一歩進化しそうですね。

それで、私ごとで恐縮ですが、実は私が大学に合格して間もなく、急に思い立って新聞に投稿し、それが1987年4月21日の朝日新聞に掲載されていました。
記念にとっておいたその古い新聞を引っ張り出してきて、30年以上前!随分前だなあ(笑)と懐かしく思いました。

実は思い付きで投稿した記事は、大学入試制度についてでした。その時はちょうど、国公立大学は共通一次試験を受けた後、A日程とB日程で2校を受験できる制度を導入した年でした。
画像が見えればよいのですが、若い私(笑)の主張は、浪人期間は短い方がよいし、大学で専門課程の期間を長くとるためにも、春と秋の2回受験機会を与えては、というものです。
浅はかな意見ですが、今回のコロナ禍での議論を聞きながら思うところもあり、考え直すきっかけにもなりました。
やはり社会のすべての年度を9月スタートにするのは影響が大きすぎて(やってやれないことはない、でしょうけど・・・)、困難な上、プラスもマイナスも両面あるなあと思います。

そこでですが、9月入学のメリットとして言われ続けているのは、世界のほとんどの国の大学の時期に合わせることで、世界に羽ばたく若者が増えたり、相互に時間的なロスなく海外と行き来できることなのだと思います。
メリットが、特に大学進学などに絡むことならば、学年・年度は今のまま4月スタートを維持したまま、チャレンジ精神のある若者には9月進学の、いわば半年飛び級的なことを可能にする、というのはどうでしょうか。

基本はもちろんこれまで通りのタイムスケジュールですが、海外でも国内でも一歩早く大学受験、入学の道を開いてあげるということで、もちろん高校卒業の経歴も認められるようにします。
自分の経験上、高校の授業で習ったことを専門分野以外はほとんど使っていない、私は中学校の授業の、√(ルート)の計算と、sin(サイン)、cos(コサイン)、tan(タンジェント)(フリガナを振っている自分が情けない(笑))しか社会に出て使っていないかも(汗)。
たとえ、高校三年生の9月時点で授業では終わっていなくても、意欲のある彼、彼女達に、「道を開く」ということがあってもよいのではないかと思うのです。
あくまでもチャレンジャー精神のある生徒に限る措置で、ほとんどの生徒は3月卒業、4月入学とします。

また、当時投稿した時も感じていましたが、受験で落選した子にとって1年間の浪人生活というものが、決して無駄な時間ということはありませんが、少しでも早く人生の次のステージで学ばせてあげる意味でも、浪人生も9月入学試験にチャレンジする機会を用意してあげられればいいのではないでしょうか。
その場合、受験では浪人生が有利ということもあるかもしれませんが、高3生と浪人生の割合を各大学ごとに設けるなどの措置は可能でしょう。
大学側の負担は増えますが、横並びの体制、制度が最善という時代ではもはやありません。柔軟な制度を取り入れて、若い人のやる気をサポートしてあげ、ひいては日本の国力が上がることに繋がればいいのではないかと考えました。

議論になっていた時期に、年度を9月スタートとすることに反対の意見もよく理解できました。
私も桜の時期に卒業・進学・就職、のような情緒的なものも、それはいいものだよなあと感じます。特に雪国育ちの東北人としては、春が来た!というのは特別です。
それも含め、春から始まる「春夏秋冬」という言葉は、大切な日本人の心のような気がしてなりません。

私は教育の専門家でもありませんし、政治に詳しい人間でもありませんし、単なるブレーンストーミング的発想からくるものです。
ただ、私のような建築設計者は、様々な設計条件があって、法規制があって、インフラなどがあって、建築主様のご要望があって、コストがあって、そんな中で相反することも多いけれども、少しでも良くできないかと計画するわけですが、今回のような社会をどうしていくかという時に、少し似ているところがあると感じました。
世の中、本当に様々な事情がある中、これまでの年度を変えずに大学の9月進学を可能にする制度、というのはどうでしょう、・・・という脳内に秋風が吹く人間(笑)の提案でした。

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