2026/01/24
報道されていた通り、本日衆議院が解散され、事実上の選挙戦がスタートしましたが、今回このタイミングで選挙を行うことに関しては、疑問を抱く声が少なくありません。
何よりも物価高対策を最優先で進めるという宣言の中で、年度内予算の成立を難しくしてまで、今なのか・・・。
高市総理は「高市早苗が総理大臣でよいか、国民の審判を受けていないので、それを問う選挙」と述べられていますが、せっかく日本で女性総理が誕生し、「働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」が流行語大賞まで採り(笑)、よい方向に変えていってくれるのではと、私も含め世間が期待していた矢先のことでした。そもそも高市総理が総理でよいかは、内閣支持率が示しているのではないでしょうか。
日本維新の会が与党に加わり、かろうじてではありますが、衆議院では与党で過半数。もっと自信を持って、堂々と政策を進めてもよかったのではないかと思ってしまいます。
今回、自民党も消費税の食料品ゼロを公約として掲げるようです。
その他の党も含め、大半が消費税の減税、廃止なのですから、国会で審議をして早々に進めた方が、よほど国民の信頼を得ることになるのではと思いました。選挙後に審議をするとして、早くても消費税の減税は今年の秋か、もしくは2027年1月以降という話もあります。
かねてから国民民主党が主張し続けてきたガソリン税減税が実現したことによって、我々一般市民は実感を持つことができましたが、消費税減税に時間がかかるのであれば、700億円かかるともいわれる総選挙に使うのではなく、即効性のある物価高対策を行ってほしいというのが、国民の希望ではないでしょうか。
2月8日投開票という、この時期の選挙です。特に大雪となっているこの冬、雪国のことを分かっていないのではないかと訝ってしまいます。
こんな時こそ、現地に出向かれて、一刻でも早く大雪対応をしてほしいし、選挙にかかる費用の一部でも恒久的な対策に振り向けてほしいと積雪地で暮らす方々は思われているのではないでしょうか。
選挙に参加して政治に興味をもってほしい若い人では、受験勉強とバッティングしてしまう人も多いでしょう。
また、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピックの開幕直後の投票ということも意識したのでは、とも勘ぐってしまいますが、それとて、日本人選手の活躍を見てからでもよかったようにも思います。
過去に、総選挙のタイミングを逸したり、見誤ったりしたと感じる苦い経験から、自民党内でも高い支持率の間に行うべきとの意見も多いと報じられています。野党の体制が整わないうちに、という考えもあるのかもしれませんね。
国会論戦を見てからの方が、国民は判断しやすいと思われるので、この時期の解散総選挙についてどうしても考えてしまいます。せめて、もしネット選挙が実現していたら、投票行動において、雪の影響を減らしたり、様々な世代の政治参加が促せるようにも思い、そういったことを国会で審議してほしかったです。
一方の野党も立憲民主党と公明党が中道改革連合を立ち上げました。
どれくらいの勢力になるか分かりませんが、それ以上にどのような政党に変わり、どう政策を展開していくのか不透明な部分もありますので、この選挙戦でしっかりと説明して頂きたいと思います。
もはや多党化の時代に入っていると思います。政策の遂行に是々非々であることは、国民のことを思えば当然だとも思います。
今回の選挙、どうも消費税減税合戦の様相を呈している感じがします。早急な物価高対策として、消費税減税が期待されているのは分かりますが、一方でそれによる悪影響はないのでしょうか。
財源をどうするのかも注目点ですが、減税を訴えるだけでなく、現在の予算のどこをどう変えていきたいと考えるか、野党であってもそれぞれの政党が仮に組みなおした予算案を示すことができないものか、それも含めて私達は判断材料にしたいくらいですよね。
そう言いながらも幕は切って下ろされました。
厳しい時期の選挙となりますが、せっかくの投票の機会ですので、くれぐれも健康、安全に留意しながらその権利を行使しましょう。
先日、長らく将棋界でご活躍されて、ひふみんの愛称でも親しまれてきた加藤一二三さんがお亡くなりになられました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
そして、衆議院の解散が1月23日です。
政治は常に今日から明日、明後日と一歩ずつ未来を、想像力と実行力で形作っていくものだと思います。
無責任な甘い言葉の列挙ではなく、未来に生きる子どもたちのための、幸せに向かう1・2・3であってほしいと願っています。