安倍元総理のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

　安倍元総理が凶弾に倒れ、命を落とされました。 改めて、安倍元総理のご冥福を心よりお祈りしますとともに、ご家族の皆様にお悔やみ申し上げます。 　参議院議員選挙のさなか、まさに応援演説で各地を精力的に遊説されていた時の突然の出来事に言葉を失ってしまいました。 候補者ではないですが、やはり注目度は高く大勢の聴衆のいる中、警護の人もついていたにもかかわらず、このような事態になってしまい、本当に残念でなりません。 　過去にもこのような凶行はありましたが、容疑者の供述によると政治信条に基づくものではないというのが異例と言えるかもしれません。 母親の宗教団体とのかかわりなど、これからもっと明らかになることもあると思いますが、どのような理由、動機があっても、何人も決して人の命を奪い取る権利はありません。強く非難します。 　安倍元総理は、現役首相の頃、政治の評価は将来、歴史の中で評価されると仰っていましたが、すでに、その功績については多くの方から声が上がっています。 　賛否両論、あるいは批判が多いこともありましたが、憲政史上最長の政権を築きました。 とりわけ、外交面でこれほどまでに諸外国の首脳と信頼関係を築き、また、渡り合ってきた総理はいなかったのではないかと思います。 　アベノミクスは道半ばというか、第三の矢が的を射るところまでいかなかったと思いますが、そのお人柄もあってか経済界を巻き込んで、委縮していた日本に明るい空気をもたらして下さいました。長きに渡り官房長官を務められた菅前総理の力も大きいと思いますが、歴史に残る政治家であったと思いますし、それだけにこの困難な時期に、これからという時に、本当に残念でなりません。 　 　昭恵夫人が気丈にも、安倍元総理がたくさんの種をまいているので、大きく花開くことを願っているということを仰っていましたが、誰もが生きやすい日本になるよう、私達一人一人が明るい空気を作って、日本を軌道修正していかなければならないと思いました。